「クマ取り整形のダウンタイムはどのくらいかかるの?どんな症状?」と、不安に思う方も少なくないのではないでしょうか。今回は、クマ取り整形を検討している方のために、気になるダウンタイム期間や症状について詳しく解説します。
また、施術方法ごとの違いや、ダウンタイムを軽減するコツもご紹介。これからクマ取り整形を受けようと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
クマ取り整形のダウンタイムで知っておきたい基本情報
まず、クマ取り整形のダウンタイムに関する、基本的な情報から見ていきましょう。クマ取り整形では、施術後に腫れや内出血、痛みといったダウンタイムが起こるのが一般的です。
術後当日から1~2週間程度は症状が出ることが多く、徐々に快方に向かいますが、落ち着くまでには時間がかかります。ダウンタイムには人それぞれ差があるため、ご自身の体質や施術内容を事前に理解しておくことが重要です。
施術方法で変わる!クマ取り整形のダウンタイム
クマ取り整形は、施術方法によってダウンタイムの期間や程度が異なります。ここでは、代表的な施術方法ごとに、特徴とダウンタイムの目安を詳しく見ていきましょう。最後に、ダウンタイムの目安を一覧で比較できる表もご用意しています。
経結膜脱脂術
経結膜脱脂術(けいけつまくだっしじゅつ)は、まぶたの裏側からアプローチし、目の下の膨らみの原因である眼窩脂肪(がんかしぼう)を除去する施術です。皮膚を切開しないため傷痕が残りにくく、自然な仕上がりを期待できるのが特徴です。
腫れや内出血も軽度で、数日~1週間ほどで目立った腫れは落ち着くでしょう。仕事や日常生活への影響もほとんどなく、比較的ダウンタイムの短い施術といえます。
ハムラ法など切開を伴う施術
ハムラ法など切開が伴う施術は、複数のアプローチがありますが、基本的には眼窩脂肪を取り除くと同時に、気になるくぼみに脂肪を移動させる治療です。腫れや内出血が比較的強く出やすく、ダウンタイムの目安としては、下まぶたの表面を切開する「表ハムラ法」で4週間程度、下まぶたの裏側の結膜を切開する「裏ハムラ法」なら2~3週間程度を見ておく必要があります。
また、表ハムラ法の場合は皮膚の表面を切開するため、傷痕が目立たなくなるまで約3~6ヶ月かかることもあります。
脂肪注入・ヒアルロン酸注射
脂肪注入やヒアルロン酸注射は、目の下のくぼみに直接ボリュームを与えることで、クマを目立たなくする施術です。切開がない施術のため、ダウンタイムが短い点が魅力です。
脂肪注入なら1~2週間程度、ヒアルロン酸注射なら1週間程度で回復するケースが多くなっています。
レーザー・HIFU
レーザーやHIFU(ハイフ)によるクマ取りは、皮膚を切らずに熱エネルギーを与えて肌を引き締めたり、コラーゲンの生成を促したりする方法です。
レーザー治療によるクマ取りのダウンタイムは3日~1週間程度。HIFUは術後に赤みや腫れが出ることがありますが、症状は軽度で1週間程度で落ち着く方がほとんどです。
<施術ごとのダウンタイム目安 比較表>
| 施術方法 | 特徴 | ダウンタイムの目安 |
|---|---|---|
| 経結膜脱脂術 |
・傷痕が残りにくい |
数日~1週間 |
| ハムラ法(切開) | ・効果が長持ちしやすい ・ダウンタイムがやや長め |
表ハムラ法:4週間 裏ハムラ法:2~3週間 ※完成形までは、3~6ヶ月 |
| 脂肪注入・ヒアルロン酸注射 |
・切開なしで行える |
1~2週間 |
| レーザー・HIFU | ・体への負担が少ない ・日常生活にほぼ影響がない |
数日~1週間 |
クマ取り整形のダウンタイム中に起こりやすい症状と注意点
ここからは、クマ取り整形のダウンタイム中に起こりやすい症状や注意点を見ていきましょう。
ダウンタイム中に現れる主な症状
クマ取り整形のダウンタイム中に現れる主な症状は、腫れ、内出血、痛み、むくみなどです。先ほど触れたとおり、症状の現れ方やダウンタイム期間には個人差があります。 施術方法や体質によって異なりますが、一般的にクマ取り後のダウンタイム中の腫れや内出血は、施術後1~3日目にピークを迎えるでしょう。
とくに内出血は、出る方と出ない方、また黄色で目立たない場合と、青色や赤色で目立つ場合に分かれます。なお、施術方法ごとの青色・赤色の内出血が出現する確率は、経結膜脱脂術が最も低く、裏ハムラ法、表ハムラ法の順に高まっていくといわれています。
仕事復帰やメイク再開の目安
術後の気になるポイントといえば、仕事に復帰できたり、メイクが再開でき
りする時期ではないでしょうか。施術ごとにまとめると、目安は以下のとおりです。
| 施術方法 | 仕事を休む期間 | メイク再開 |
|---|---|---|
| 経結膜脱脂術 |
最短1~2日 |
翌日 |
| ハムラ法(切開) | 3~4日 | 裏ハムラ法:翌日 表ハムラ法:抜糸後 |
| 脂肪注入・ヒアルロン酸 | 最短1~2日 | 当日もしくは翌日 |
| レーザー・HIFU | 最短1~2日 | 当日 |
※脂肪注入・ヒアルロン酸、レーザー・HIFUはいずれもダウンタイムが短いため、仕事を休む必要がない場合がほとんどです。
しかし、症状や仕事内容によっては仕事復帰のタイミングはよく検討しましょう。腫れや内出血が引かないうちは、休みを取るのがおすすめです。また、立ち仕事や体を動かす仕事の場合は、1週間程度の長めの休みを確保しておくと安心でしょう。
ダウンタイム中の注意点
ダウンタイム期間中は、血流が促進されると、腫れや内出血、痛みなどの症状が悪化する恐れがあります。クマ取り後に気を付けることは、以下のような行為です。
- 飲酒
- 激しい運動湯船に浸かる
- 入浴
- 温泉
- サウナ
- 長時間の目の酷使(ゲームやスマホ、読書など)
ダウンタイムの症状が落ち着くまでは無理をせず、体の回復を第一に考えた生活を心がけることが大切です。
クマ取り整形のダウンタイムを軽減する5つのコツ
クマ取り後のダウンタイムをできるだけ早く終わらせるために、取り組めることはあるのでしょうか。ここからは、クマ取り整形のダウンタイムを軽減するコツを5つご紹介します。
【1】術後3日間は安静に過ごす

クマ取り整形後は、安静に過ごして回復に努めることが大切です。感染症のリスクを避けるため、目の周りには触れないように気を付けてください。無理なストレスをかけず、心身ともにリラックスして過ごしましょう。
【2】施術部位を冷やして炎症を抑える
クマ取りのダウンタイムを軽減するなら当日から3日間は、しっかり目元を冷やすようにしましょう。タオルで包んだ保冷剤や、氷嚢(ひょうのう)で冷やすことで、ひどい腫れや内出血などの症状を抑える効果が期待できます。ただし、氷を直接皮膚に当てることは避け、冷やしすぎには注意しましょう。
【3】就寝時は頭の位置を高くして寝る
施術後は、就寝時に頭の位置を高くして寝るのがおすすめです。頭が心臓より下になる体勢を取ると、血流が頭部に集まりやすくなり、目の周囲の腫れや内出血を悪化させる恐れがあります。高さのある枕に変えたり、タオルを重ねたりして頭の位置を上げて、常に仰向けで寝るようにしましょう。
【4】血行を促進する行動を避ける
術後は、ダウンタイム症状を悪化させないように、注意点でもお伝えしたとおり、飲酒、激しい運動、長時間の入浴などは、避けたほうが良いでしょう。血管を拡張させる可能性がある行動は、少なくとも術後1~2週間程度は控えるのがおすすめです。
【5】処方された薬は指示のとおりに服用する
クリニックから処方された薬は、医師からの指示に従い服用しましょう。術後は、腫れや内出血を軽減するための薬を処方されるケースが多くなっています。適切に服用できれば、ダウンタイムの症状の軽減が期待できるでしょう。
アエルクリニックのクマ取り整形ならダウンタイムも怖くない

【施術内容】目の下の膨らみ取り(4Dクマ取り®術)
【画像の説明】上から順に:施術前、2日後、1週間後、1ヶ月後
【料金】¥264,000~¥374,000 (税抜)※別途静脈麻酔代が必要
【リスク・副作用】内出血、腫れ:2~3日
アエルクリニックは「なるべく体への負担が少なく、患者さまに効果のあるものを提供したい」という、強い想いを持っています。当院では、クマ取り整形のダウンタイムを軽くしたい方へ、有力な選択肢として脱脂術を推奨しています。
目の下のクマ取りなら、目袋の脂肪3部位に加え、外側の脂肪を摘出する「4Dクマ取り®術」が良いでしょう。シンプルでありながら、腫れや内出血を抑え、まぶたの裏側から行う低侵襲な手術として、多くの患者さまに満足いただいております。施術後1週間経過すれば、ダウンタイムの症状はほとんど気になりません。
「クマ取り整形に興味はあるが、ダウンタイムが怖くて、一歩踏み出せない……」とお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
▼クマ取り施術ページはこちら
美容外科
クマ取り整形のダウンタイム中の不安はカウンセリングでご相談を
今回は、美容整形の中でも注目される、クマ取りのダウンタイムの症状や期間についてご紹介しました。ダウンタイム期間や程度は、施術方法によって違いが出ることがお分かりいただけたでしょうか。
「なるべくダウンタイム期間を短くしたい」という方は、脱脂術など、負担が少なく効果がある施術方法を選ぶのがおすすめです。「自分に合っている施術方法を知りたい」という方は、まずクリニックのカウンセリングへお気軽にお越しください。
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【施術期間・施術回数の目安】通常1回 ※状態によって異なります
【費用】¥264,000~¥374,000 ※本施術は自由診療(保険適用外)です
【リスク・副作用等】腫れ・痛み:2日~1週間程度、内出血:1~2週間程度など