眼窩脂肪除去は、目の下のたるみやクマの改善を図れる施術です。「目の下のトラブルを改善したいけれど、自分に合った施術方法が分からない……」とお悩みの方は多いでしょう。今回は、眼窩脂肪除去の基本情報と併せて、目元のトラブル改善を図れる施術を紹介します。眼窩脂肪除去のダウンタイムや気になる疑問もまとめました。「目の下の脱脂に失敗してしまった……助けて!」とならないために、眼窩脂肪除去への理解を深めませんか。
そもそも眼窩脂肪除去とは?目の下のクマ・たるみとの関係
眼窩(がんか)脂肪除去とは、目の下にある膨らみの原因となる「眼窩脂肪」を取り除くことです。まずは、眼窩脂肪と目の下のクマ・たるみとの関係や、除去により期待できる効果を見ていきましょう。
眼窩脂肪の突出がもたらすトラブル
眼窩脂肪の突出は、目の下のたるみやクマの原因になります。眼窩脂肪とは、眼球が納まっている骨のくぼみ部分にある脂肪のことです。眼球を保護するクッション材としての役目を担っています。眼窩脂肪の量は個人差があり、多いほど目元の膨らみが目立つ傾向にある点が特徴です。
眼窩脂肪の周辺には、眼球を支える眼輪筋(がんりんきん)があります。年齢を重ねるとともに眼輪筋が衰えると、眼球が下がり、眼窩脂肪が前に押し出されます。それにより、目の下の膨らみやたるみが目立つようになるのです。
例えば、パソコンやスマートフォンの長時間の使用に伴う眼精疲労が、眼輪筋の衰えおよび眼窩脂肪の突出を加速させる可能性があるでしょう。紫外線によるダメージが引き起こす肌の老化も、眼窩脂肪が押し出される原因の一つです。
眼窩脂肪の突出は、目の下の膨らみやたるみが影となって生じる黒クマにもつながります。
眼窩脂肪除去で期待できる効果
眼窩脂肪除去を行うと、目の下の膨らみが目立ちにくくなり、スッキリと整った目元に近づきます。脂肪細胞自体を取り除くため、一度施術を受ければリバウンドする心配はほとんどありません。
目の下の膨らみが原因となる、自力で治すことが難しい黒クマの改善も図れます。眼窩脂肪の多さが目の下のたるみをもたらしている場合、除去することでハリ感のある目元を目指せるでしょう。
眼窩脂肪にアプローチできる4つの施術方法
眼窩脂肪にアプローチして目元のトラブル改善を目指す方法には、主に4種類の施術があります。眼窩脂肪除去をはじめとするそれぞれの施術の特徴をチェックし、メリットやデメリットを押さえておきましょう。
経結膜脱脂法
「切らない脱脂術」とも呼ばれる経結膜脱脂法は、下まぶたの裏側の結膜に小さな穴を開け、目の下に突出している眼窩脂肪を除去する手術です。皮膚の切開を伴わないため、肌の表面に傷痕が残らない点が特徴です。
施術にかかる時間やダウンタイムが比較的短いため、日常生活に与える影響が少ないでしょう。
AELLE CLINIC(アエルクリニック)では「4Dクマ取り®術」による眼窩脂肪除去を行っています。4Dクマ取り®術の特徴は、通常3つの部位から摘出する脂肪を、目尻側も含め4カ所から除去すること。4Dクマ取り®術の効果は、目の下の膨らみや黒クマの改善を図るだけではありません。眼窩脂肪除去後にシャープな涙袋が出現したり、目の開きが良くなったりと、パッチリとした目元へ導きます。
眼窩脂肪除去を検討する40代や50代の方で「目の下のたるみ取りで後悔したくない」という場合にもおすすめです。「目の下のたるみ取りができるおすすめクリニックは?」とお探しの方は、ぜひお気軽にお電話ください。
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目の下の脂肪取り+脂肪注入法
目の下の脂肪を取った後、くぼみや深いシワが目立つ場合には、脂肪注入を行うケースがあります。太ももや二の腕などから採取した、ご自身の脂肪を注入することから、アレルギーが生じるリスクが低い点が特徴です。
ただし、眼窩脂肪除去後に脂肪注入が漏れなく必要なわけではありません。脂肪の定着率には個人差があり100%ではないため、時間経過とともにくぼみが目立つ可能性もあります。また、脂肪吸引により体に負担がかかることも念頭に置いておきましょう。
裏ハムラ法
裏ハムラ法では、下まぶたを裏側から切開し、眼窩脂肪を除去するのではなく移動させて目の下の見た目を整えます。目の下の膨らみを目立ちにくくすると同時に、くぼみ部分に脂肪を移すことで、目元を整えるのが狙いです。
眼窩脂肪が多く、重みで皮膚のたるみが見られる場合は、移動だけを行う裏ハムラ法では改善が難しいでしょう。また、目の下のシワが気になる場合は眼窩脂肪の移動がマイナスに働く可能性があるため、注意が必要です。
表ハムラ法
表ハムラ法は、裏ハムラ法と同様に、眼窩脂肪を移動することで目の下の膨らみとそれに伴うクマ、くぼみの改善を目指す施術です。裏ハムラ法との大きな違いは、表ハムラ法では皮膚の切開を伴う点です。施術を検討する際は、下まぶたの表側に傷痕が残ることも考慮する必要があります。
また、表ハムラ法では眼輪筋も切開します。眼輪筋の切開により、涙袋が目立ちにくくなるおそれがあることも理解しておきましょう。
眼窩脂肪除去の術後経過とダウンタイム中の過ごし方
ここからは、眼窩脂肪除去後のダウンタイムや経過について解説します。
【術後1週間】腫れ・内出血のピークとケア方法
眼窩脂肪除去のダウンタイム症状には、腫れや内出血、むくみなどがあります。腫れや内出血のピークは、術後2~3日が一般的です。目元を冷やしたり頭を高くして過ごしたりといったケアを意識すると、腫れが引きやすいでしょう。
施術から1週間後には徐々に腫れや内出血が落ち着きますが、完全に引くケースはまれです。
【術後1ヶ月】完成形が見えてくる時期の変化
施術から1ヶ月経つ頃には、目元の状態が安定してきます。腫れや内出血などの症状も目立たなくなってくるでしょう。
眼窩脂肪除去後に出やすいむくみも引き始め、自然な仕上がりが確認できるようになります。そのため、眼窩脂肪除去術を受けた効果を実感しやすい時期といえるでしょう。
ダウンタイムをできるだけ短くするコツ
ダウンタイムを短くしたい場合は、医師の指示に従い、安静に過ごすことを心がけましょう。激しい運動や飲酒、入浴などの血行が良くなる行為はダウンタイムを長引かせるおそれがあるため、1週間ほど控えたほうが無難です。また、施術部位への刺激を避けるため、コンタクトレンズの装着は、腫れが引くまで避けてください。
眼窩脂肪除去に関するQ&A
最後に、眼窩脂肪除去に関するよくある質問をまとめました。眼窩脂肪除去の痛みや値段、仕上がりにまつわる疑問にお答えします。
Q眼窩脂肪除去の施術中に痛みはある?
A眼窩脂肪除去では、施術中の痛みを抑えるために静脈麻酔を使用します。そのため、そのため、施術中中の痛みはほとんど感じることがありません。ただし、麻酔の注射を行う際にはチクッとした痛みが生じます。施術中の引っ張られる・押されるといった感覚はあるでしょう。
Q眼窩脂肪除去の費用相場はどのくらい?
A眼窩脂肪除去を経結膜脱脂法で行った場合の費用相場は、20~40万円ほどです。クリニックにより費用は大きく異なります。また、施術部位が片目か両目かによっても費用が変わります。
アエルクリニックが行う4Dクマ取り®術は、余計なオプションがないシンプルな料金プランが魅力。行うのは眼窩脂肪除去のみで、ヒアルロン酸注入や脂肪注入も不要です。体への負担に配慮した施術を適正価格で提供し、理想の目元を叶えます。
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Q除去後に脂肪が元に戻ることはある?
A眼窩脂肪除去が適切に行われた場合、脂肪が元に戻り、再度膨らみやクマができることは基本的にはありません。というのも、眼窩脂肪除去では細胞自体を取り除くためです。
ただし、皮膚内に残った眼窩脂肪の影響で、再び目の下の膨らみやクマが目立つようになる可能性はあります。
涙袋への影響はある?
経結膜脱脂法で眼窩脂肪除去を行った場合は、術後に涙袋が目立つようになるケースがあります。また、眼窩脂肪除去により涙袋が目立たなくなることはありません。
アエルクリニックがおすすめする4Dクマ取り®術では、術後に目尻側までシャープな涙袋が自然に出現する点が特徴です。
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10年後、目の下の状態はどうなる?
適切に眼窩脂肪除去が行われた場合、10年後も施術の効果を維持できます。とはいえ、眼窩脂肪除去後、加齢により皮膚のハリが失われることで「再発した」と感じるケースはあります。また、眼窩脂肪除去の失敗例は取り残しに起因して生じるケースがあるため、医師の技術力は欠かせません。
眼窩脂肪除去ならアエルクリニックへ
眼窩脂肪除去では、目の下の膨らみを取り除き、たるみやクマの改善を目指せます。ダウンタイムが比較的短い点や、持続的な効果が魅力です。目の下のたるみ取りやクマ取りでの失敗が不安で、画像を検索している方は、アエルクリニックの症例写真をご覧ください。アエルクリニックの4Dクマ取り®術で、理想の目元を目指しませんか。
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【施術の内容】経結膜下脱脂術(4Dクマ取り®︎術)
【施術期間・施術回数の目安】通常1回 ※状態によって異なります
【費用】¥264,000~¥374,000 ※本施術は自由診療(保険適用外)です
【リスク・副作用等】腫れ・痛み:2日~1週間程度、内出血:1~2週間程度など