目の下の脂肪取りは、クマやたるみに適した治療法です。ただ、SNSなどでクマ取りや目の下のたるみ取りの失敗画像を見かけ「本当に大丈夫?」「意味ないのでは?」と不安に思う方もいるかもしれません。そこで今回は、目の下の脂肪取りについて効果やメリット、注意点などを詳しく解説します。料金相場やよくある質問もまとめていますので、クマやたるみにお悩みの方はぜひ参考にしてください。
顔が疲れて見える原因は?
顔が疲れて見えるのは目元が原因かもしれません。まずは、老け顔につながる「クマ」と「たるみ」について知っておきましょう。
30代から気になる目の下のクマやたるみ
30代を超えると、目の下のクマやたるみが気になる方は多くいます。若々しい顔立ちを目指すためには、クマやたるみの原因を理解することが大切です。まずは、以下の4種類のクマについて確認していきましょう。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 黒クマ | 目の下の膨らみやたるみで影ができることで目立つクマ |
| 茶クマ | 摩擦や紫外線による色素沈着が原因の茶色いクマ |
| 青クマ | 血行不良により目の下の血管が透けて見える状態 |
| 赤クマ | 眼窩脂肪により目の下の筋肉(眼輪筋)が前に押し出され透けて見える状態 |
また、たるみの原因とされているのが次の3つです。
- ・皮膚の弾力低下
- ・目の周りにある眼輪筋の衰え
- ・眼窩脂肪による目の下の膨らみ
目の下のクマやたるみの原因は、肌表面だけでなく、目の周りの筋肉や脂肪など皮膚内部の組織が大きく関係しています。とくに30代以降は、生活習慣の乱れや眼精疲労、ストレスが、クマやたるみにつながるため注意が必要です。
セルフケアで改善が難しいクマ・たるみ
4つのクマのうち、黒クマと赤クマは眼窩脂肪による目の下の膨らみが原因のため、自力で治すことは難しいといわれています。また、すでに生じているたるみも、マッサージやスキンケアでは大幅な改善が期待できないケースも。黒クマや赤クマ、たるみを整えたい方は、美容クリニックに相談してみると良いでしょう。
クマ・たるみには目の下の脂肪取り(経結膜脱脂術)
気になる黒クマ・赤クマ・たるみに働きかけるには、目の下の脂肪取り(経結膜脱脂術)が適しています。目の下の脂肪取りは、マッサージなどのセルフケアでは改善が難しいクマやたるみにアプローチできる治療法です。ここでは、目の下に脂肪が突出する仕組みを理解し、施術方法や料金をチェックしましょう。
目の下に膨らみができるメカニズム
目の下の膨らみは、主に加齢や眼精疲労によって目の下の組織が緩み、眼窩脂肪が前に押し出されることで生じます。この膨らみによって黒クマや赤クマ、目の下のたるみが目立ち、疲れた印象になることも。また、もともと眼窩脂肪が多い人は血行不良や睡眠不足などで膨らみが強調され、たるみのように見えるのが特徴です。
目の下の脂肪取り(経結膜脱脂術)の施術方法
目の下の脂肪取り(経結膜脱脂術)は、下まぶたの裏側を小さく切開し、余分な脂肪を取り除く施術です。眼窩脂肪は内側・中央・外側に分かれており、バランスを見ながら脂肪細胞を除去します。メスを入れた部分は自然に回復するため、縫合・抜糸の必要はありません。施術後の内出血や腫れは比較的少なく、日常生活へスムーズに復帰しやすいのが特徴です。
料金相場
目の下の脂肪取り(経結膜脱脂術)の一般的な料金相場は20~40万円程度です。ただし、料金はクリニックごとに異なります。初診料やカウンセリング料、アフターケアの費用などが別途かかることも。目の下の脂肪取りはいくらなのか施術を受ける前によく確認しましょう。
アエルクリニックの「4Dクマ取り®術」
アエルクリニックでは、目の下の脂肪取り施術「4Dクマ取り®術」を実施しています。眼窩脂肪を4部位に分けて摘出するため、クマやたるみだけでなく目の開きの改善も目指せるのが特徴です。さらに、4Dクマ取り®術は施術後に目の下に凹凸が出にくく、涙袋の出現も期待できます。目の下のクマやたるみにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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美容外科
目の下の脂肪取り(経結膜脱脂術)の効果・メリット
目の下の脂肪取り施術には、次のような効果やメリットが期待できます。
顔の印象が明るく若々しく見える
目の下の脂肪取り施術では、クマやたるみが緩和され明るく若々しい顔立ちになることが見込まれます。クマやたるみがなくなれば、疲れたような印象が解消され、ハリのある目元も期待できるでしょう。目の下の膨らみによってメイクが崩れやすい方は、化粧ノリが良くなり、メイク時間の短縮も目指せます。
長期的な効果が期待できる
目の下の脂肪取り施術のメリットは、一度の治療で長期的な効果が期待できることです。取り除いた眼窩脂肪は、基本的に元に戻らないといわれています。そのため、経結膜脱脂術によって、若々しい目元が長く保たれるでしょう。
ダウンタイムが少なく傷も残りにくい
目の下の脂肪取り施術には、ダウンタイムが少ないメリットもあります。下まぶたの裏側を小さく切開するため縫合・抜糸の必要もなく、傷が残りにくいのが特徴です。ダウンタイムは1~2週間程度で、症状も比較的軽く、施術当日から洗顔やメイクが可能なケースもあります。
施術のデメリットや注意点は?
目の下の脂肪取り施術にはデメリットや注意点もあります。確認しておきましょう。
ダウンタイムの症状を把握しておく
目の下の脂肪取りでは、痛みや腫れ、内出血などの症状が一時的に生じるため、事前に把握しておくことが大切です。小さな傷とはいえ、脂肪を取り出す施術のため痛みを感じることがあるでしょう。腫れや内出血に関しては施術後2~3日にピークを迎え、その後少しずつ治まります。内出血は白目部分に見られることもありますが、1~2週間程度で落ち着く傾向です。ただし、耐えられないほど症状がひどい場合は、すぐにクリニックに相談しましょう。
理想と違う仕上がりになる可能性がある
目の下の脂肪取り施術では、理想と違う仕上がりになる可能性もあります。例えば、片方の目だけ眼窩脂肪を取りすぎるなど、切除量にわずかな違いがあるだけで目元に左右差が生まれることも。また、個々の状態に適した治療法でなければ、思い描いた仕上がりになりません。自分に合った方法で理想の目元を手に入れるためには、技術と経験を持つ医師選びが重要です。
感染症のリスクがある
感染症のリスクも、目の下の脂肪取り施術を受ける際に確認したいポイント。まれではありますが、施術前後や施術時の環境が不衛生だった場合は、感染症を引き起こすことがあります。感染症にかかるとダウンタイムの症状が長引き、通常の生活に戻るまで時間がかかるでしょう。また、著しく大きな血腫ができた場合などは、視力障害の可能性もゼロではありません。施術を受ける際はリスクをよく理解し、アフターフォロー体制が整ったクリニックで、信頼できる医師に依頼することが大事です。
【Q&A】目の下の脂肪取りについてよくある質問
目の下の脂肪取りに関してよくある質問をまとめました。
Q施術中の痛みはどのくらい?
目の下の脂肪取りの痛みは、ほかの外科手術に比べると軽度です。ただし、痛みの強さには個人差があります。なお、当院では静脈麻酔を使用しておりますので、施術中の痛みをほとんど感じることはありません。
Qダウンタイムは何日くらい?
A目の下の脂肪取りのダウンタイムは1~2週間程度です。早期に回復できるよう、施術後の注意点を守りながら過ごしましょう。
Q一度取った脂肪はまた元に戻る?
A眼窩脂肪は、一度取り除くと元に戻ることはないといわれています。ただし、残った眼窩脂肪が突出し、目の下が再び膨らむ可能性はゼロではありません。
Q40代・50代でも効果はある?
A目の下の脂肪取りは40代や50代でも効果が期待できます。ただし、目元の状態によっては適さないケースもあるため、カウンセリングなどで医師に相談してみましょう。
目の下の脂肪取りで若々しい目元を手に入れよう
目の下の脂肪取りは、傷が残りにくく、一度の施術で高い持続性が期待できるのがメリット。アエルクリニックでは、患者さまの負担を考慮し、シンプルで低侵襲な「4Dクマ取り®術」を行うため、ダウンタイムも少なめです。クマやたるみが気になる方、治療を検討している方は、一度ご相談ください。技術と経験を持った医師が、個々に合った施術プランで理想の目元に導きます。
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【施術の内容】経結膜下脱脂術(4Dクマ取り®︎術)
【施術期間・施術回数の目安】通常1回 ※状態によって異なります
【費用】¥264,000~¥374,000 ※本施術は自由診療(保険適用外)です
【リスク・副作用等】腫れ・痛み:2日~1週間程度、内出血:1~2週間程度など