クマ取り脱脂の失敗を避けたい方向けに、失敗例とチェックすべきポイントを解説します。下まぶたにある余分な脂肪を除去して、クマの改善を図るクマ取り脱脂。目の下の脱脂術で失敗・後悔することはあるのかと、ブログなどで情報を探している方は少なくないでしょう。ここではよくある失敗例やその原因をまとめているので「目の下脱脂で失敗した……助けて!」といった事態にならないように、ぜひチェックしてください。
クマ取り脱脂で起こりうる失敗事例
クマ取り脱脂は、目元の印象を変えられる施術です。しかし「40代・50代になって目の下のたるみ取り・クマ取り目的で脱脂術を受けたものの後悔している」という方は少なくありません。まずは、目の下のクマ取り脱脂で見られる失敗例をチェックしていきましょう。
目の下が窪んだ・へこんだ
目の下の脱脂術における失敗例の1つが「治療したところが窪んだ」というもの。これは、主に脂肪の取りすぎにより起こります。脂肪を除去しすぎてしまうと、目の下に不自然な窪みができて老けて見えることがあります。
脂肪の取りムラがある場合は、目の下に凹凸が生じることも。その結果、目元が不自然な印象になったり、クマがより目立ったりするケースもあります。
皮膚のたるみや小ジワが悪化した
クマ取り脱脂を受けて、たるみや小ジワが目立つようになり後悔する例もあります。これは、目の下の脂肪を取ったことにより、皮膚が余るためです。皮膚が薄い方や加齢により肌の弾力が低下している方は、たるみや小ジワの悪化が起こりやすいため、注意が必要です。
仕上がりに左右差がある
脂肪を均等に取らないと、片側だけ膨らみが残るなど左右差が出ることも。また、左と右の骨格が異なるケースにおいて、それを考慮せず均等に脂肪を切除した場合は、かえって左右差をつくってしまう可能性もあるでしょう。左右で目元の印象が違うと、顔の対称性が崩れて全体的に不自然な印象になり、後悔する可能性が高くなります。
クマがかえって目立つようになった
クマ取り脱脂には、クマが目立ってしまうというリスクもあります。可能性として考えられるのが、目の下の形の崩れと茶クマです。
クマ取り脱脂により目の下のデザインが崩れたり、不自然な凹凸ができたりすると、施術前にはなかった影によりクマが目立ったように感じるケースがあります。他にも、色素沈着が原因である茶クマの場合、目の下がフラットになることで茶クマとの境界線が気になってしまう方もいます。影や色調の変化が「失敗した」と後悔する原因になる点も覚えておきましょう。
下まぶたがめくれてしまった
下まぶたがめくれた状態になり、白目が目立つようになる失敗例も。この状態を「眼瞼外反(がんけんがいはん)」といいます。眼瞼外反は、まぶたを支える靭帯・皮膚などの処理が不十分な場合に起こり得ます。「あっかんべー」をしたときのような見た目になる他、重症例では角膜に傷がつくこともあり、後悔しやすい失敗例です。
クマ取り脱脂失敗が起こるのはなぜ?考えられる3つの主な原因
ご説明したように、クマ取り目的の脱脂術にはさまざまな失敗例があります。失敗が起こる3つの主な原因を見ていきましょう。
【原因1】脂肪を除去する量・バランスが適切でなかった
クマ取りは、脂肪を取り除く量・バランスの見極めが甘いと失敗につながります。クマは、脂肪を取れば取るほど改善できるというわけではありません。脂肪を過剰に除去すると、目の下が窪んでしまいます。また、まぶたが正常に動かなくなるリスクもあるため、注意が必要です。
反対に、余分な脂肪を取り残すと、目の下に膨らみが残ったままになり目元の変化を感じられないでしょう。また、左右のバランスについては、骨格の見極めも重要となります。
このように脱脂術では、どこの脂肪をどの程度除去するのかといった判断が求められます。医師の判断力・技術力に左右されるため、慎重にクリニックを選びましょう。
【原因2】クマの種類や原因の見極めが不十分だった
クマには、青クマ・茶クマ・黒クマなど複数のタイプがあり、原因も血行不良、色素沈着、たるみなどさまざまです。これを正確に見極めずに脱脂術を行うと、想定していた効果が得られず「思ったようにならなかった」と感じるケースもあります。
クマ取り脱脂で良い結果を得るためには、自分のクマの種類や原因に合った施術を選ぶことが大切です。診察時に医師がしっかりと状態を見極め、必要に応じて別の施術を提案してくれるクリニックを選びましょう。
【原因3】医師との認識のズレ
カウンセリングで認識を共有できていない点も、失敗する原因の1つです。医師は、カウンセリング・診察により、クマの種類や原因を見極めて適した治療を提案します。お互いの認識にズレがあると「こんなはずではなかった」と後悔する可能性もあるため、しっかりイメージを共有しましょう。
クマ取り脱脂の失敗で後悔しない!クリニック選びのコツ
クマ取り脱脂の失敗を避けたいなら、実績や症例、カウンセリング内容のチェックが重要です。どのように確認するのかをご紹介します。
クマ取り脱脂の実績を確認する
判断力・技術力の高い医師による施術を受けるには、クマ取り脱脂の実績がどの程度あるのかをチェックすることが大切です。医師の実績は、各クリニックのウェブサイトなどから確認できます。注目したいのが、医師が力を入れている施術やその症例数です。美容医療には多くの治療法があることから、すべてに精通している医師は少ないでしょう。そのため、脱脂術を受けたいなら、実績が豊富であるかの確認が必要です。クマ取り脱脂に特化した経験のある医師を選びましょう。
自分の年代や症状に近い症例をチェックする
クマ取り治療で失敗しないためには、自分に近い症例のビフォーアフター画像を確認することも大切です。症例写真を見れば、医師の技術力やセンスをチェックできます。また、複数の症例を比べることで、その医師・クリニックの傾向が見えてくることもあるでしょう。「自然な仕上がりを目指す」「はっきりとした変化を求める」など方針も異なるため、自分に合った医師・クリニックを探してください。
AELLE CLINIC(アエルクリニック)は、より美しい仕上がりを目指せる4Dクマ取り®術を推奨。目尻側の脂肪を取り除くことで、涙袋がシャープな印象になります。また、他のクマ取り治療と比べて負担が少ないことが特徴です。アエルクリニックの4Dクマ取り®術なら、40代・50代の方も脂肪注入なしで悩み改善を目指せます。クマでお悩みの方は、ぜひご検討ください。
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リスクも丁寧に説明してくれるか
カウンセリングでリスクを説明してくれるかという点も重視しましょう。メリットしか説明してくれないクリニックは、避けたほうが良いかもしれません。
疑問に答えてくれるかどうかもポイントの1つです。例えば「目の下の脱脂術は痛い?」「シワが悪化したり左右差が出たりするリスクは?」「後遺症が出る可能性は?」など、気になる点は納得いくまで確認しましょう。
クマ取り脱脂に関するよくある質問
クマ取り脱脂についてご説明してきましたが、まだ分からないことがある方もいるでしょう。以下のQ&Aを確認して、ぜひ疑問や不安を解決してください。
40代・50代が脱脂を受ける際の注意点は?
40代・50代以上の方がクマ取り脱脂を受ける場合は、目の下にたるみが生じるリスクを把握しておきましょう。この年代の方は、若い頃より皮膚の弾力性が低下している可能性があります。そのため、施術後にたるみが生じることも。クマ取り治療を受けたいと思っても、施術の方法によっては脱脂のみだと失敗するリスクもあるため、しっかり診断してくれる医師を選ぶことが重要です。
クマ取り脱脂の効果はどのくらい持続する?
クマ取り脱脂は、脂肪を物理的に取り除く治療です。除去された脂肪は、基本的に再びつくられることはありません。そのため、効果が半永久的に続くでしょう。ただし、加齢により皮膚がたるみ、新たな影ができてクマが出現する可能性はあります。
クマ取り脱脂の仕上がりまでの期間はどのくらい?
クマ取り脱脂には、一般的に1週間程度のダウンタイムがあります。この期間は、腫れ・痛み・内出血などの症状が出る可能性があるでしょう。
クマ取りの失敗は修正できる?
目元の状態にもよりますが、修正する治療法もあります。アエルクリニックでも他院修正外来をご用意していますので、お困りの方はご相談ください。
クマ取り脱脂ではクリニック選びが重要!失敗・後悔なく治療を受けよう
クマ取り脱脂には、目の下部分の窪みやたるみなどの他、左右差が生じるといった失敗例があります。目の下の脱脂術で失敗しないためには、実績や症例画像、カウンセリングの内容をチェックすることが大切です。信頼できる医師を見つけて、目元の状態に合った治療法で悩みにアプローチしましょう。
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【施術の内容】経結膜下脱脂術(4Dクマ取り®︎術)
【施術期間・施術回数の目安】通常1回 ※状態によって異なります
【費用】¥264,000~¥374,000 ※本施術は自由診療(保険適用外)です
【リスク・副作用等】腫れ・痛み:2日~1週間程度、内出血:1~2週間程度など