肝斑・色むら・毛穴が気になる方へ
【医師監修】ポゼラン(PORZELLAN)×エリシスセンス
肝斑・色むらに向き合う肌育治療

医師監修
AELLE CLINIC 理事長 和倉隆造 医師
日本美容外科学会/日本整形外科学会/日本医師会認定産業医
肝斑や色むらについて、「濃いところだけを何とかしたい」というご相談は少なくありません。一方で実際には、乾燥、赤み、摩擦、紫外線、毛穴の目立ち、ハリの低下などが重なり、肌全体が不安定に見えていることもあります。
そのため、肝斑がある肌に対しては、単に施術を重ねるのではなく、いまの肌に必要な刺激と、避けるべき刺激を見極めることが大切です。アエルクリニックでは、肌育治療の選択肢として、PEG-PCLに着目したスキンブースターPORZELLAN(ポゼラン)をエリシスセンスで導入します。エリシスセンスによる微細なニードルRFと薬剤導入を組み合わせることで、ポゼランの働きを引き出し、肌全体を整える治療設計につなげます。

この記事でお伝えしたいこと
ポゼランは、肝斑だけを単独で治すための製剤ではありません。
肝斑・色むらを含む肌悩みに対して、肌状態を評価しながら治療計画の一部として検討する肌育製剤です。
目次
1. 肝斑・色むらは「色だけの問題」ではありません
肝斑は、頬を中心に左右対称にぼんやりと現れやすい色むらです。紫外線、ホルモンの影響、摩擦、炎症、化粧品など、多くの因子が関与すると考えられています。
だからこそ、肝斑があるからといって、すべての方に同じ機器・同じ強さの施術が適するわけではありません。赤みやヒリつき、乾燥、既存の内服・外用、これまでの施術歴を確認し、肌がどの程度の刺激に耐えられる状態なのかを見極めます。

肝斑で優先したい基本
紫外線対策と摩擦を避けることは、治療計画の土台です。そのうえで、医師の診察により内服・外用や機器治療の適応を検討します。肝斑は処置的治療で悪化する可能性もあるため、強い刺激を一律に加えるのではなく、状態に合わせて調整する必要があります。
2. ポゼラン(PORZELLAN)とは? PEG-PCLに着目した肌育製剤
ポゼランは、公開されている製品情報ではPEG-PCLを用いたスキンブースターとして紹介されています。PCL(ポリカプロラクトン)は美容医療でも用いられてきた素材の一つで、ポゼランは親水性に着目したPEG-PCLという設計や、1μm以下のマイクロスフィア設計が特徴として案内されています。
ここで大切なのは、ポゼランを「肝斑が必ず薄くなる製剤」として扱わないことです。毛穴、キメ、乾燥によるしぼみ感、ハリの低下、色むらの見え方などを含めて、肌質全体をどう整えていくかという肌育の考え方の中で、適応を判断します。
医師が確認するポイント
肝斑の活動性、赤み・乾燥の程度、毛穴やハリの悩み、日常の摩擦、紫外線曝露、内服・外用薬、既往歴、他院での施術歴を確認します。活動性の炎症が強い場合や肌が不安定な場合には、薬剤導入よりも先に状態を落ち着かせることを優先する場合があります。
3. エリシスセンスで考える薬剤導入の設計
エリシスセンスは、微細針と高周波(RF)を組み合わせたマイクロニードルRF機器です。真空サクション、深さを調整する設定、複数の深さへ働きかけるダブルショットなどを組み合わせながら、肌状態に合わせた治療設計を考えます。
アエルクリニックでは、ポゼランをエリシスセンスで導入します。微細なニードルRFによる刺激と薬剤導入を組み合わせることで、ポゼランが目指す肌育としての働きを引き出し、肝斑・色むらに向き合う治療設計につなげます。ただし、導入の目的は「成分を多く入れること」ではありません。針の深さ、RFの設定、部位、肌の乾燥や赤み、当日の肝斑の状態を見ながら、その方の肌に何をどこまで行うかを考えることが重要です。

薬剤導入の可否も、設定の一部です
肝斑があるからといって、必ずRFマイクロニードルや薬剤導入を行うわけではありません。肌状態によっては、出力を下げる、深さを変える、間隔を空ける、施術自体を見送るといった判断も治療設計に含まれます。
4. 肝斑のある肌で大切にしたい「刺激管理」
肝斑治療では、早く変化を求めて施術を足し算しすぎると、赤みや色むらが長引くことがあります。そのため、治療内容だけでなく、洗顔やクレンジングの摩擦、保湿、紫外線対策、他施術との間隔まで含めて整えることが大切です。
ポゼランを検討する場合も、肝斑に対する内服・外用、日々のスキンケア、肌のバリア機能を含めて評価します。肌育とは、流行の製剤を一律に取り入れることではなく、今の肌に必要な刺激と避けるべき刺激を見極めることです。
治療設計の考え方
「ポゼランを使うから効果が出る」のではなく、
診察、肌状態の評価、RF設定、薬剤導入の可否、治療間隔まで含めて設計する。
それが、肝斑・色むらに向き合う肌育治療です。
5. ダウンタイム・リスク・受けられない場合
エリシスセンスで薬剤導入を行う場合、針を使用するため、赤み、ほてり、腫れ、点状の内出血、乾燥、ヒリつき、かさぶたなどが出ることがあります。出方や続く期間には個人差があり、まれに感染、色素沈着、熱傷、肝斑の悪化、薬剤によるアレルギー反応などのリスクがあります。
妊娠中・授乳中の方、治療部位に感染や強い炎症がある方、ケロイド体質の方、出血傾向がある方、医療機器や使用薬剤に関する禁忌がある方などは、施術を受けられない場合があります。既往歴、アレルギー、内服・外用薬、他院での施術歴は、必ず診察時にお知らせください。
6. ポゼランとエリシスセンスでよくある質問
Q. 肝斑があれば、ポゼランは必ず向いていますか?
A. いいえ。肝斑の濃さや活動性、赤み・乾燥の有無、内服・外用の状況、これまで受けた施術を確認して判断します。まずは肝斑の状態を落ち着かせる治療を優先した方がよい場合もあります。
Q. 痛みやダウンタイムはどのくらいですか?
A. 針とRFを使うため、チクチク感や熱感、赤みが出る可能性があります。痛みの感じ方とダウンタイムには個人差があるため、麻酔の有無、施術後のケア、予定との兼ね合いまで診察時に説明します。
Q. 何回受ければよいですか?
A. 肌状態、目標、他施術との組み合わせによって変わります。導入前の段階では一律の回数をお約束せず、正式な導入内容と診察結果に基づいてご案内します。
7. 肝斑・色むらの肌育を検討されている方へ
肝斑・色むら・毛穴・乾燥・ハリ不足は、別々のお悩みに見えても、肌の炎症傾向やバリア機能、日々の刺激が関係していることがあります。だからこそ、濃い部分だけを追いかけるのではなく、肌全体をどう整えていくかを一緒に考えることが大切です。
ポゼランは、アエルクリニックが肌育治療に用いる製剤です。エリシスセンスで導入することでポゼランの有用性を引き出せるよう、今の肌状態に合う深さ・出力・導入設計を診察のうえで判断します。
カウンセリングのご案内
肌育は、流行の製剤を入れることではありません。
肌状態を見極め、必要な治療を必要な分だけ組み合わせる。
それが、肝斑・色むらに向き合うときの基本です。
自由診療に関する重要事項
ポゼランおよびエリシスセンスを用いる施術は自由診療です。本記事は治療の考え方に関する一般的な情報提供を目的としています。使用する製剤・機器の国内における承認状況、入手経路、国内承認品の有無、価格、施術内容、推奨回数およびリスク・副作用は、院内案内と診察時の説明に基づいてご確認ください。
効果、経過、ダウンタイムには個人差があり、効果を保証するものではありません。実際の適応は、診察のうえで医師が判断します。
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